§67. バックル

 リアルなベルトのバックルを作成するチュートリアルがありましたので実践してみました。WWW.RNEL.NETのPhotoshopのチュートリアルから Photoshop Website Template Stock Photo Belt Buckles を参照してGIMPで実践しています。完成度が今ひとつなのですが、Upしておきます。

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     完成画像。

Step1-3 角丸四角の選択範囲の作成。

Step 1

 バックルの選択範囲の作成。

    1/ 新しい画像を作成します。

    ファイル>新しい画像

    サイズ=640×400
    背景=白

    2/ 新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Backle
    背景=透明

    3/ 矩形選択ツールを使用して、角丸四角の選択範囲を作成します。

    作例での設定:
    角を丸める=チェック
    角を丸める半径=10

    4/ 選択範囲をチャンネルに保存します。

    選択>チャンネルに保存

    チャンネル名=RoundRectangle

Step2-1 バックル左側を丸くするためにパスツールを適用。

Step2-3 作成されたバックルの概形。

Step 2

 バックルの選択範囲の作成。

    1/ パスツールを使用して左図のようなパスを作成し、[Enter]キーを押してパスを選択範囲に変換します。

    2/ 選択範囲をチャンネルに保存します。

    選択>チャンネルに保存

    チャンネル名=Chord

    3/ チャンネルタブに移動し、現在の選択範囲に、RoundRectangleチャンネルの選択範囲を追加します。

    RoundRectangleチャンネルを右クリック>選択範囲に加える

    4/ 選択範囲をチャンネルに保存します。

    選択>チャンネルに保存

    チャンネル名=Backle

Step3-2 バックルの外形の塗りつぶし。

Step 3

 バックル概形の作成。

    1/ 描画色を変更します。

    描画色=9d9d9b(HTML表示)

    2/ 新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Outline
    背景=透明

    3/ Outlineレイヤーで、選択範囲を描画色で塗りつぶします。

    編集>描画色で塗りつぶす

    チャンネル名=Chord

Step4-3 直線の描画。

Step4-6 不要部分の削除後。

Step 4

 バックル内部に直線をデザインする。

    1/ 描画色を黒に戻します。

    2/ Outlineレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Line Design
    背景=透明

    3/ Line Designレイヤー選択状態で、パスツールを使用してバックルの上下に直線を描画します。

    パスツールのプロパティから>パスの境界線を描画

    境界線を描画ダイアログの設定:
      線スタイルを設定して描画=チェック
      線の幅=3
      描画色=チェック

    4/ チャンネルタブに移動しBackleチャンネルから選択範囲を作成します。

    Backleチャンネルを右クリック>チャンネルを選択範囲に

    5/ 不要部分を削除します。まず、選択範囲を反転します。

    選択>選択範囲を反転

    6/ レイヤータブに移動し、Line Designレイヤー選択状態で、[Del]キーを押して不要部分を削除します。

Step5-1 直線のぼかし。

Step 5

 バックル内部に直線をデザインする。

    1/ 直線をぼかします。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=5

Step6-1 選択範囲の作成。

Step5-6 内部デザイン曲線の描画。

Step 6

 バックル内部のデザイン。

    1/ まず、矩形選択ツールで角丸の選択範囲を作成します。

    2/ 選択範囲をチャンネルに保存します。

    選択>チャンネルに保存

    チャンネル名=Inner

    3/ Line Designレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Inside design
    背景=透明

    4/ 描画色を変更します。

    描画色=eaeaea(HTML表記)

    5/ Inside designレイヤーを選択状態で、選択範囲の境界線を描画します。

    編集>選択範囲の境界線を描画

    境界線を描画ダイアログの設定:
      線スタイルを設定して描画=チェック
      線の幅=10
      描画色=チェック

    6/ 不要部分を削除します。チャンネルタブに移動しBackleチャンネルから選択範囲を作成します。

    Backleチャンネルを右クリック>チャンネルを選択範囲に

    7/ 次に、選択範囲を反転します。

    選択>選択範囲を反転

    8/ レイヤータブに移動し、Inside designレイヤー選択状態で、[Del]キーを押して不要部分を削除します。

Step7-2 輝きの作成。

Step7-3 輝きにぼかしを追加。

Step 7

 バックル内部のデザイン。輝きの作成。

    1/ Inside designレイヤー選択状態でブラシを走らせます。色は選択範囲の境界線の描画色と同じです。

    2/ Inside designレイヤー選択状態で、描画色を白に変更して、作成する輝きの中程にブラシを走らせます。

    3/ Inside designレイヤーにガウシアンぼかしを適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=5
    ぼかしの回数=左図のような状態になるまで数回適用します。

Step8-8 ブレンドと三日月形の輝き。

Step 8

 内部デザイン。グラデーション。

    1/ 図のような選択範囲を作成し、チャンネルの保存します。

    選択>チャンネルに保存

    チャンネル名=Inner2

    2/ 色を変更します。

    描画色=白
    背景色=9d9d9b(HTML表記)

    3/ レイヤータブに戻り、Outlineレイヤーを選択し、選択範囲にブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=描画色から背景色
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=左から右

    4/ 選択範囲を拡大します。

    選択>選択範囲を拡大

    拡大量=5

    5/ この選択範囲を右上に少しだけ移動し、チャンネルに保存します。

    選択>チャンネルに保存

    6/ Inner2チャンネルから選択範囲を作成します。次に、5/で保存した選択範囲を引きます。

    7/ 作成された三日月形の選択範囲を、Inside designレイヤー選択状態で白で塗りつぶします。

    8/ Inside designレイヤーにぼかしを適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=2

Step9-1 Pin用選択範囲。

Step9-6 作成されたPin。

Step 9

 接合部のピンの作成。

    1/ 接合部のピン用の選択範囲を作成します。矩形選択ツールで左図のような選択範囲を作成します。

    2/ 色を変更します。

    描画色=9d9d9b(HTML表記)

    3/ 背景レイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Pin
    背景=透明

    4/ Pinレイヤー選択状態で、選択範囲を描画色で塗りつぶします。

    編集>描画色で塗りつぶす

    5/ Pinレイヤー選択状態で、ツールボックスの暗室ツールを使用して上下の端を焼き込みます。

    暗室ツールの設定:
      ブラシ=Circle(11)
      種類=焼き込み
      範囲=中間調
      露出=80

    6/ Pinレイヤー選択状態で、暗室ツールのプロパティを変更して上下黒くした部分の中央を白くします。

    暗室ツールの設定:
      ブラシ=Circle Fuzzy(03)
      種類=覆い焼き
      範囲=中間調
      露出=80

Step10-1 Joint用選択範囲。

Step10-4 作成されたJoint。

Step 10

 接合部のジョイントの作成。

    1/ 接合部のジョイント用の選択範囲を作成します。矩形選択ツールで左図のような選択範囲を作成します。

    2/ 次に、チャンネルタブに移動し、Backleタブを引きます。

    Backleタブを右クリック>選択範囲から引く

    3/ Pinレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Joint
    背景=透明

    4/ Jointレイヤー選択状態で、ブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=Metallic Something
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=左から右

Step11-1 コネクタ用選択範囲。

Step11-2 作成されたコネクタの選択範囲。

Step11-5 作成されたConnector。

Step 11

 ベルトとのコネクタの作成。

    1/ 接合部のコネクタ用の選択範囲を作成します。矩形選択ツールで左図のような選択範囲を作成します。

    2/ 次に、矩形選択ツールのモード プロパティを 選択範囲から引く に設定し、矩形の選択範囲を作成し、左図のような選択範囲を作成します。

    3/ Joitnレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Connector
    背景=透明

    4/ 描画色を変更します。

    描画色=9d9d9b(HTML表記)

    5/ Connectorレイヤー選択状態で、選択範囲を塗りつぶします。

    編集>描画色で塗りつぶす

Step12-2 リアルにしたコネクタを。

Step 12

 コネクタをリアルに。

    1/ Connectorレイヤー選択状態で、暗室ツールを使用して、左図のようにリアルにします。

    暗室ツールのプロパティの 種類 を覆い焼きと焼き込みを使い分けます。

    [NOTE] 暗室ツールを使用する部分のみ選択範囲を作成しておくと便利です。

    2/ Connectorレイヤーにぼかしを適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=2

Step12-2 リアルにしたコネクタを。

Step 12

 コネクタ デザイン。

    1/ Connectorレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Connector RoundRect
    背景=透明

    2/ 矩形選択ツールで左図のような角丸四角を作成します。

    3/ Connector RoundRectレイヤー選択状態で、ブレンドを適用します。

    設定:
      描画色=eaeaea(HTML表記)
      背景色=9b9b9b(HTML表記)
      グラデーション=描画色から背景色
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=左から右

Step13-5 完成図。

Step 13

 メイン デザイン。

    1/ バックルのメインのデザインを作成します。Inside designレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Design
    背景=透明

    2/ Designレイヤーに格好良いデザインを作成します。作例ではブラシを適用しています。

    3/ Inside designレイヤー選択状態で、バンプマップを適用します。

    設定は任意です。作例では以下を使用しました。
      バンプマップ=Designレイヤー
      マップの種類=線形
      暗くならない様に補正する=チェック
      反転バンプマップ=チェック
      方向=82.17
      持ち上げ=62.76
      深度=16
      Xオフセット=353
      Yオフセット=-7
      水位=64
      飽和度=122

    4/ Designレイヤーを非表示にします。

    5/ Outlineレイヤーが気に入らないので改めてブレンドを適用しています。その他、若干修正して完成です。

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初版作成: 2011/01/01
Presented by HIPPO